三種町・琴丘小で新聞教室 紙面作りの流れ学ぶ

6日付朝刊の1面を見ながら説明を聞く児童

 秋田魁新報社の新聞教室が6日、三種町の琴丘小学校で開かれた。5年生の21人が紙面の構成や新聞ができるまでの流れを学んだ。

 同社読者局の担当者が紙面の構成を説明。児童は同日付の朝刊を1枚ずつめくって見出しや写真を見ながら、政治や経済、社会などそれぞれの面に掲載されている記事を確認した。

 紙面ができるまでの流れについて、取材、記事の執筆、紙面のレイアウト、印刷を経て各家庭に配達され、多くの人が関わって新聞が届けられていることを教わった。

 児童からは「海外の記事は誰が書いているのか」「新聞作りで一番楽しいことは」「見出しの大きさが違うのはなぜか」などの質問が出た。

 木村優希君(11)は「新聞はテレビ欄しか見ていなかったけれど、もっと深く読んでみたいと思った」と感想を発表した。

(2022/12/09 秋田魁新報掲載)