• 新聞きりぬきコンクール

第14回新聞きりぬきコンクール・最優秀作品と講評

 秋田魁新報から気になる記事を切り抜いて作品を作る「第14回新聞きりぬきコンクール」(秋田魁新報社主催)の審査がこのほど、秋田市の秋田魁新報社で行われました。▽小学校4年生以下▽小学校高学年▽中学生▽高校生・一般▽特別支援教育の5部門に計174点の応募があり、30点が入賞しました。学校賞は横手市の増田中学校に決まりました。

 県内各地で3年ぶりに行われた祭りや相次ぐ値上げなどの身近な話題から、ロシアによるウクライナ侵攻といった国際的なニュースまで、幅広いテーマの作品が集まりました。関心を持ったテーマを追求し、深く考えている姿が伝わる作品もありました。

 各部門の最優秀作品を紹介します。

小学校4年生以下の部:最優秀賞

小学校4年生以下の部:最優秀賞

【講評】テーマは秋田県内の夏祭り。3年ぶりの開催に注目するだけでなく、祭りを支える人の記事も盛り込みました。大きな写真や見出しをうまく配置し、見やすく仕上げたレイアウトも見事です。

小学校高学年の部:最優秀賞

小学校4年生以下の部:最優秀賞

【講評】ロシアのウクライナ侵攻を切り口に、平和への思いが強く伝わる作品です。ウクライナの現状から、過去の戦争で日本に起こった悲劇に目を向け、広く記事を集めました。

中学生の部:最優秀賞

中学生の部:最優秀賞

【講評】ウクライナ侵攻から浮かび上がる日本の課題を、さまざまな角度から考えました。外交やエネルギー問題、食料自給率などの難しい記事を読み込み、考えをまとめたコメントは読み応えがあります。

高校生・一般の部:最優秀賞

高校生・一般の部:最優秀賞

【講評】元気な高齢者の記事やエッセー、健康法など、紙面から「はつらつと生きるヒント」を集めました。中央に置いた「未だ」という投稿詩に、「まだまだこれから」という思いを重ねています。

特別支援教育の部:最優秀賞

特別支援教育の部:最優秀賞

【講評】東北出身の3人の野球選手に注目し、応援や感動が伝わるコメントを添えました。写真の切り抜きやイラストも盛り込んだ力作で、「今も未来も輝け」というメッセージが伝わってきます。

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