新聞きりぬきコンクール、澤井さん(朝倉小)ら最優秀賞

各部門の入賞作を決めた「新聞きりぬきコンクール」の審査

 秋田魁新報から気になる記事を切り抜いて作品を作る「第17回新聞きりぬきコンクール」(秋田魁新報社主催、DICグラフィックス共催)の審査が27日、秋田市の秋田魁新報社で開かれた。最優秀賞には小学校4年生以下の部で藤井優愛さん(雄物川小3年)、同高学年の部で澤井仁さん(朝倉小6年)、中学生の部で大澤詩織さん(能代二中1年)、高校生・一般の部で武藤万夢さん(大曲高1年)、特別支援教育の部で上田千鶴さん・能登屋花音さん・遠藤光さん・福原毅士さん(秋田きらり支援学校中学部1~3年)の作品がそれぞれ選ばれた。学校を挙げて取り組んだ学校賞は、横手市の増田中学校が受賞した。

 小学校4年生以下の部に9点、同高学年の部に16点、中学生の部に66点、高校生・一般の部に13点、特別支援教育の部に4点の計108点の応募があった。戦後80年や物価高、クマによる人身被害など時事ニュースに着目した作品のほか、秋田の祭りや特産、地域活性化など幅広いテーマの作品が集まった。

 審査委員長を務めた久慈隆正・県教育次長は「身の回りの出来事を見過ごさずに、深掘りできている点が素晴らしい」と講評した。

 各部門の最優秀作品は11月2日付の「さきがけこども新聞」で紹介する。このほか、11月24日から12月7日まで秋田市のさきがけホールに全ての入賞作品を展示する(12月1日は休館)。 

 最優秀賞以外の入賞者は次の通り。(敬称略)

 【小学校4年生以下の部】▽優秀賞=最上さくら(雄物川3年)▽佳作=太田芽羽(秋大付4年)、佐々木心杏(雄物川3年)、佐々木彩羽(旭2年)、竹島藍(秋大付4年)、高橋優明(六郷2年)

 【小学校高学年の部】▽優秀賞=藤原きずな(十文字5年)▽佳作=太田舞羽(秋大付6年)、佐藤夏音(稲川5年)、児玉陽菜(川尻6年)、白澤梨々奈(広面5年)、茨木結葵(山内5年)

 【中学生の部】▽優秀賞=章文雅(増田2年)▽佳作=柴田萌衣(雄勝3年)、平良木柚和(増田2年)、高橋陽士・小野明莉・金琴音・山田珠莉(横手南2、3年)、六郷茉祐子(増田2年)、大石希乃羽(同)

 【高校生・一般の部】▽優秀賞=加藤悠花(大曲高1年)▽佳作=樫尾和衛(大仙市)、久保柊平・佐藤煉・吉田勇真・山崎史織(御所野学院高3年)、伊藤希羽・吉川愛唯・佐藤紫織・佐藤鈴(同)、大澤顕子(能代市)、武田妙子(男鹿市)

 【特別支援教育の部】▽優秀賞=熊谷優莉(秋田きらり支援学校小学部4年)▽佳作=佐藤巧海・佐々木琉加(聴覚支援学校中学部2年、高等部2年)、斉藤大知(栗田支援学校小学部6年)

(2025/10/28 秋田魁新報掲載)