県内の教育関係者と新聞社・通信社でつくる県NIE推進協議会の2024年度総会が20日、秋田市の秋田魁新報社で開かれ、協議会のNIE実践校として県内の小中学校、高校の計6校を認定した。このほか、日本新聞協会の実践校に7校を推薦することを決めた。
NIE実践校は、協議会や新聞協会から購読料の補助を受け、授業で新聞を活用する。総会には教育関係者や新聞社、通信社から会員ら15人が出席。外池智会長(秋田大大学院教授)は「新聞は、先生と生徒が同じ記事を読んで議論し、学び合える格好の題材となっている」などとあいさつした。
本年度の事業計画では▽8月1、2日に京都市で開かれるNIE全国大会への実践校教員の派遣▽教員向け「NIE研究会」の開催―などを決めた。
役員改選では外池会長を再任した。任期は1年。(細川文平)
24年度の実践校は次の通り。
【県NIE推進協議会枠】綴子小(北秋田市)、金岡小(三種町)、天王小(潟上市)、明徳小(秋田市)、雄勝中(湯沢市)、大曲高(大仙市)
【日本新聞協会枠】小坂小(小坂町)、山瀬小(大館市)、岩城小(由利本荘市)、小坂中(小坂町)、西目中(由利本荘市)、生保内中(仙北市)、横手明峰中(横手市)