県NIE推進協議会総会 実践校に6校認定

2023年度の事業などを決めた県NIE推進協議会総会

 県内の教育関係者と新聞社・通信社でつくる県NIE推進協議会の2023年度総会が14日、秋田市の秋田魁新報社で開かれ、協議会のNIE実践校として県内の小中学校、義務教育学校、高校の計6校を認定した。県内の本年度の実践校は、日本新聞協会の認定校7校と合わせて計13校。

 NIE実践校は協議会や新聞協会から購読料の補助を受け、授業で新聞を活用する。総会には教育関係者や新聞社、通信社から会員ら13人が出席。外池智会長(秋田大大学院教授)が、「情報メディアが多様化し大きな変革期にある中、新聞と教育との結び付きを一層進めていきたい」などとあいさつした。

 本年度の事業計画では▽8月3、4日に松山市で開かれるNIE全国大会への実践校教員の派遣▽教員向けの「NIE研究会」の開催―などを決めた。

 役員改選では外池会長を再任した。任期は1年。

 23年度の実践校は次の通り。

 【県NIE推進協議会枠】綴子小(北秋田市)、金岡小(三種町)、明徳小(秋田市)、井川義務教育学校(井川町)、雄勝中(湯沢市)、大曲高(大仙市)

 【日本新聞協会枠】小坂小(小坂町)、山瀬小(大館市)、岩城小(由利本荘市)、小坂中(小坂町)、西目中(由利本荘市)、生保内中(仙北市)、横手明峰中(横手市)

(2023/06/15 秋田魁新報掲載)