新聞きりぬきコンクール、21個人・グループを表彰

入賞者に賞状などが贈られた表彰式

 秋田魁新報から気になる記事を切り抜いて作品を作る「第14回新聞きりぬきコンクール」(秋田魁新報社主催)の表彰式が19日、秋田市のさきがけホールで行われた。小学校4年生以下と同高学年、中学生、高校生・一般、特別支援教育の5部門で入賞した21個人・グループと、学校賞の1校が表彰された。

 入賞者ら約75人が出席。秋田魁新報社の阿部弘道読者局長と、共催の新聞インキメーカー・DICグラフィックス(本社・東京)の木村勝則・東北支店長から、賞状と副賞が贈られた。

 式では審査委員長を務めた和田渉・県教育次長が講評。「秋田や日本、世界が良くなってほしいという願い、そのためにできることをしたいという思いが作品から伝わった。制作で培われた社会生活への興味や関心を大事にしてほしい」と話した。

 小学校4年生以下の部で最優秀賞に選ばれた朝倉小3年の澤井仁さんは、「2022秋田 夏まつり」と題して、3年ぶりに県内各地で開催された祭りやイベントの記事を集めた。澤井さんは「たくさんの記事から、祭りと祭りを支える人に注目して記事を選んだ。いろいろな人が努力して、祭りがなくならないようにしていることが分かった」と話した。

 応募点数は計174点。入賞作品は、27日まで秋田市のさきがけホールで展示する(21日は休館)。開場は午前10時~午後5時。入場無料。

(2022/11/20 秋田魁新報掲載)