大仙市藤木の藤木小学校5年生10人が15日、同市大曲花園町の秋田魁新報社大曲支局を訪れ、新聞社や記者の仕事について学んだ。
児童は、支局の記者に新聞に関して気になっていることを次々と質問。「取材するときに気を付けていることは何ですか」という質問に記者は「真実にたどり着くために、相手に踏み込んでしつこく取材することが大事だ」と説明した。
また、日常生活の中で気になったものを深掘りすることから取材が始まることもあるとし、「魅力ある場所や出来事を逃さず伝えるために、日頃から問題意識を大事にしている」と語った。
「支局はどのような仕事をしていますか」という質問には、管内の出来事を取材して記事を書いたり、店や事業所の広告を集める営業活動をしたりしているほか、さまざまな情報を発信する地域の情報拠点としての役割も担っていると答えた。
佐藤光君(11)は「記者は真実のために粘り強く質問したり、いろいろな場所に取材に行ったりしていてすごいと思った」と話した。
訪問は社会科の校外学習の一環。この後児童は秋田市に移動し、遊学舎やさきがけ印刷センターを見学した。