新聞きりぬきコンクール、澤井さん(朝倉小)ら最優秀賞

各部門の入賞作を決めた「新聞きりぬきコンクール」の審査

 秋田魁新報から気になる記事を切り抜いて作品を作る「第14回新聞きりぬきコンクール」(秋田魁新報社主催)の審査が24日、秋田市の同社で開かれた。最優秀賞には小学校4年生以下の部で澤井仁さん(朝倉小3年)、同高学年の部で髙橋三世さん(栄小6年)、中学生の部で武内沙恵さん・武内友里さん(横手南中1、3年)、高校生・一般の部で工藤誠子さん(潟上市)、特別支援教育の部では工藤大雅さん・福原毅士さん(秋田きらり支援学校小学部6年)の作品がそれぞれ選ばれた。学校を挙げて取り組んだ学校賞は、横手市の増田中学校が受賞した。

 小学校4年生以下の部に17点、同高学年の部に7点、中学生の部に135点、高校生・一般の部に7点、特別支援教育の部に8点の計174点の応募があった。県内各地で3年ぶりに行われた祭りやイベントをはじめ、相次ぐ値上げなどの社会問題、ロシアによるウクライナ侵攻といった国際的なニュースまで、幅広いテーマの作品が集まった。

 審査委員長を務めた和田渉・県教育次長は「新聞を通して問題を発見し、その解決の方策を多様な形で示していて表現力の高さを感じた。また小学校低学年では芸術性を感じさせる作品もあり、読む人を引きつける工夫が光った」と講評した。

 表彰式は11月19日、秋田市のさきがけホールで開催。会場では27日まで作品を展示する(21日は休館)。各部門の最優秀作品は10月30日付の「さきがけこども新聞」で紹介する予定。

 最優秀賞以外の入賞者は次の通り。(敬称略)

 【小学校4年生以下の部】▽優秀賞=太田舞羽(秋大付小3年)、二木宏朗・二木結愛(仁井田小2、4年)▽佳作=大澤詩織(渟城南小4年)、太田芽羽(秋大付小1年)、佐藤莉緒(朝倉小4年)、髙橋一輝(小友小2年)、近藤杏奈(泉小3年)

 【小学校高学年の部】▽優秀賞=遠藤岳(浅舞小5年)▽佳作=佐藤蒼維(朝倉小6年)、深澤小晴(十文字小6年)、梅川旭(浅舞小6年)

 【中学生の部】▽優秀賞=髙橋梓美(増田中3年)▽佳作=冨樫美拓(増田中2年)、後藤望空(同)、佐々木歩花(八郎潟中1年)、飯塚凜(羽後中3年)、佐藤柑太朗・中澤暖貴・佐藤千隼・栁橋耀(西目中2年)

 【高校生・一般の部】▽優秀賞=髙田幸子(横手市)▽佳作=梅川和嘉子(美郷町)、須田優花・佐々木悠(大曲高1年)

 【特別支援教育の部】▽優秀賞=松本拓己(聴覚支援学校高等部専攻科1年)、畠山朱里(同高等部3年)▽佳作=小幡奏空(天王みどり学園高等部3年、荒川太陽・門脇紗南(聴覚支援学校高等部専攻科1、2年)、伊藤玲央(同1年)

(2022/10/25 秋田魁新報掲載)