県NIE推進協議会総会 実践校に6校を認定

本年度事業などを決めた県NIE推進協議会総会

 県内の教育関係者と新聞社・通信社でつくる県NIE推進協議会の2022年度総会が16日、秋田市の秋田魁新報社で開かれ、協議会のNIE実践校に6校を認定した。県内の本年度の実践校は、日本新聞協会の認定校7校と合わせて計13校。

 NIE実践校は協議会や新聞協会から購読料の補助を受け、授業で新聞を活用する。

 総会には教育関係者や新聞社、通信社から会員ら15人が出席。外池智会長(秋田大大学院教授)が、「学校は今、新指導要領の実施、新型コロナウイルス、GIGAスクール構想という大きな三つの転換点にある。これに新聞がどう関わっていくか考えていきたい」などとあいさつした。

 本年度の事業計画では、▽8月4、5日に宮崎市で開かれるNIE全国大会への実践校教員の派遣▽教員向けの「NIE研究会」の開催▽教員らによる自主的な会合「NIE学習会」への支援―などを行うことを決めた。

 役員改選では外池会長を再任した。任期は1年。

 22年度の実践校は次の通り。

 【県NIE推進協議会枠】小坂小(小坂町)、金岡小(三種町)、井川義務教育学校(井川町)、西目中(由利本荘市)、生保内中(仙北市)、大曲高(大仙市)

 【日本新聞協会枠】小坂中(小坂町)、山瀬小(大館市)、岩城小(由利本荘市)、美郷中(美郷町)、浅舞小、、横手明峰中(以上横手市)、羽後中(羽後町)

(2022/06/17 秋田魁新報掲載)