新聞きりぬきコンクール 小松さん(大内小4年)ら最優秀賞

各部門の入賞作を決めた「新聞きりぬきコンクール」の審査風景

 秋田魁新報から気になる記事を切り抜いてオリジナル新聞を作る「第13回新聞きりぬきコンクール」(秋田魁新報社主催)の審査が25日、秋田市の同社で開かれた。最優秀賞には、小学校4年生以下の部で小松惇大さん(大内小4年)、同高学年の部で武内沙恵さん(浅舞小6年)、中学生の部で武内友里さん(横手南中2年)、高校生・一般の部で木村夏響さん(大曲高2年)、特別支援教育の部では田村優芽さん・堀田桃花さん・武藤蒼弥さん(大曲支援学校中学部1、2年)が選ばれた。学校を挙げて取り組んだ学校賞は、4年連続で増田中が受賞した。

 小学校4年生以下の部に13点、同高学年の部に19点、中学生の部に170点、高校生・一般の部に17点、特別支援教育の部に9点の計228点の応募があった。

 今年行われた東京オリンピック(五輪)・パラリンピックのほか、差別や災害、地域の活性化など幅広いテーマの作品が集まった。審査委員長を務めた石川政昭・県教育次長は「東京五輪という同じテーマでも効果や課題、差別など多彩な切り口でまとめており、子どもたちが多角的に見ていることが伝わった。低学年でも自分の考えをしっかり持って作っており、レベルが向上している」と講評した。

 表彰式は11月20日、秋田市のさきがけホールで開催。会場では入賞作品を同日から28日まで展示する(22日は休館)。各部門の最優秀作品は10月31日付の「さきがけこども新聞」で紹介する予定。

 最優秀賞以外の入賞者は次の通り。(敬称略)

 【小学校4年生以下の部】▽優秀賞=佐藤莉緒(朝倉小3年)、遠藤岳(浅舞小4年)▽佳作=二木宏朗・二木結愛(仁井田小1、3年)、伊藤柊羽・伊藤太陽・菊地陽梨(大内小4年)、伊藤愛心・佐々木結・佐藤佳弥(同)、太田舞羽(秋大付小2年)

 【同高学年の部】▽優秀賞=佐藤蒼維(朝倉小5年)、宮本友理子(旭小6年)▽佳作=小笠原寛太郎・菊地玲奈・伊藤永愛・佐々木静那(大内小6年)、佐々木歩花(八郎潟小6年)、深澤小晴(十文字小5年)、武石羽叶(上小阿仁小6年)、中野陽仁(旭川小6年)

 【中学生の部】▽優秀賞=今野響(泉中1年)、佐藤倖好・佐藤花香(羽後中3年)、鎌田姫奈・佐藤怜(横手南中3年)▽佳作=五十嵐若葉(西仙北中2年)、飯塚凜(羽後中2年)、後藤望空(増田中1年)、佐々木明日実(同3年)

 【高校生・一般の部】▽優秀賞=武藤美冬・石川志奈・佐々木麻央(大曲高1年)、梅川和嘉子(美郷町)▽佳作=高田幸子(横手市)、土田美和(大曲高1年)、佐々木李瑠(同2年)、佐藤由香里(横手市)、佐藤弘樹(同)

 【特別支援教育の部】▽優秀賞=鈴木優士・真田恋花(羽後中3年)、阿部仁弥・高橋合歓・千葉晃輝・松山楓茉(大曲支援学校中学部3年)▽佳作=今泉真・吉川想(大曲支援学校中学部1、2年)、荒川太陽(聴覚支援学校高等部1年)、能登屋花音・遠藤光・工藤大雅・福原毅士(きらり支援学校小学部3、4、5年)

(2021/10/26 秋田魁新報掲載)