新聞きりぬきコンクール 深澤さん(十文字一小4年)ら最優秀賞

各部門の入賞作品を決めた「新聞きりぬきコンクール」の審査

 秋田魁新報から気になる記事を切り抜いて作品を作る「第12回新聞きりぬきコンクール」(秋田魁新報社主催)の審査が26日、秋田市の同社で開かれた。最優秀賞には、小学校4年生以下の部で深澤小晴さん(十文字第一小4年)、同高学年の部で藤澤陽まりさん(八橋小5年)、中学生の部で武内友里さん(横手南中1年)、高校生・一般の部で小嶋真紀子さん(由利本荘市)、特別支援教育の部では阿部夢愛さん(羽後中3年)の作品が、それぞれ選ばれた。学校を挙げて取り組んだ学校賞は、3年連続で増田中学校が受賞した。

 小学校4年生以下の部に12点、同高学年の部に16点、中学生の部に191点、高校生・一般の部に21点、特別支援教育の部に10点の計250点の応募があった。応募点数は過去最多。

 新型コロナウイルスの影響などをテーマにした作品のほか、黒人差別問題や将棋の藤井聡太二冠の活躍をテーマにした作品などもあった。審査委員長を務めた石川政昭・県教育次長は「コロナをテーマとしたものが多かったが、切り口は多彩で、見る人を元気にさせる作品もあった。小学校の部ではしっかりした作品が多く、日頃から意識して新聞を読んでいる様子がうかがえた」と講評した。

 表彰式は11月21日、秋田市のさきがけホールで開催。会場では29日まで作品を展示する(23日は休館)。各部門の最優秀作品は11月1日付の「さきがけこども新聞」で紹介する予定。 

 最優秀賞以外の入賞者は次の通り。(敬称略)

 【小学校4年生以下の部】▽優秀賞=二木結愛(仁井田小2年)、阿部奏汰(飯島小2年)▽佳作=打矢尊(旭北小4年)、遠藤岳(浅舞小3年)、松野結華・土井結月(平沢小2年)、佐藤一花(浅舞小3年)、佐藤蒼維(朝倉小4年)

 【小学校高学年の部】▽優秀賞=今野響(泉小6年)、武内沙恵(浅舞小5年)▽佳作=塩田莉菜(雄物川小5年)、加藤葉那・佐々木玲・木島伶海(大内小6年)、伊藤永愛・小笠原寛太郎・金子千種(同5年)、武石羽叶(上小阿仁小5年)、佐々木久珠華(十文字第二小6年)

 【中学生の部】▽優秀賞=舘岡実央・高橋胡春・佐々木稟琉・阿部理早子(五城目第一中1年)、高橋柚希(増田中3年)▽佳作=布川好(五城目第一中2年)、佐藤大耀(増田中3年)、佐々木明日実(同2年)、佐藤花香・佐藤倖好(羽後中2年)、鎌田姫奈・佐藤朱・佐藤怜(横手南中1、2年)

 【高校生・一般の部】▽優秀賞=高田幸子(横手市)、武田妙子(男鹿市)▽佳作=佐々木優奈・土肥翔・湯野澤鈴(大曲高2年)、石川ゆい(湯沢高2年)、藤倉節子(横手市)、江畑かをる・高澤真希・中川舞彩・三浦一華(秋田北高1年)、笠原七海・佐藤心響(大曲高1年)

 【特別支援教育】▽優秀賞=古谷悠莉・藤田結愛・鈴木翔太(秋田きらり支援学校小学部5年)▽佳作=鈴木優士・渡辺龍馬(羽後中2年)、能登屋花音・遠藤光・工藤大雅・福原毅士(秋田きらり支援学校小学部2、3、4年)、松本幸也・工藤陽理(同中学部1年)

(2020/10/27 秋田魁新報掲載)