秋田魁新報から気になる記事を切り抜いて作品を作る「第11回新聞きりぬきコンクール」(秋田魁新報社主催)の審査が23日、秋田市の同社で開かれた。最優秀賞には、小学校4年生以下の部で藤澤陽まりさん(八橋小4年)、同高学年の部で津島慧さん(泉小6年)、中学生の部で田口優美さん(秋田南高中等部3年)、高校生・一般の部で武田妙子さん(男鹿市)、特別支援教育の部では佐藤聖さん・鈴木太陽さん・町田怜奈さん(大曲支援学校中学部3年)の作品が、それぞれ選ばれた。学校を挙げて取り組んだ学校賞は、前回に続いて増田中が受賞した。
小学校4年生以下の部に10点、同高学年の部に17点、中学生の部に123点、高校生・一般の部に34点、特別支援教育の部に7点の計191点の応募があった。
今年行われた「令和」への改元のほか、環境問題や秋田の活性化など幅広いテーマの作品が集まった。審査委員長を務めた渡部克宏・県教育次長は「改元にちなみ、今の時代を捉えようとする作品が目に付いた。低学年でも一つの事象を多角的に捉え、斬新な視点や考えを提示する作品もあった」と講評した。
入賞作品は11月23日~12月1日、秋田市のさきがけホールで展示する(25日は休館。30日はイベントのため見学不可)。各部門の最優秀作品は11月3日付の「さきがけこども新聞」で紹介する予定。
最優秀賞以外の入賞者は次の通り。(敬称略)
【小学校4年生以下の部】▽優秀賞=大村理緒(横手南小4年)、武内沙恵(浅舞小4年)▽佳作=佐藤琢磨(醍醐小4年)、深澤小晴(十文字第一小3年)、内村謙三(大曲小4年)、齋藤花奈(醍醐小4年)、二木結愛(仁井田小1年)
【同高学年の部】▽優秀賞=武内友里(浅舞小6年)、高優誠・渡辺緋依菜(築山小5、6年)▽佳作=高橋杏菜(朝倉小6年)、今野響(泉小5年)、高梨樹・佐々木桜汰朗・佐藤寛大・佐々木太一(大内小5年)、加藤葉那・佐々木玲(同)、伊藤舞来・岡部茜・菊地芽衣(大内小6年)
【中学生の部】▽優秀賞=佐藤倖好・佐藤花香(羽後中1年)、渡部美音(増田中3年)▽佳作=鎌田姫奈・佐藤怜(横手南中1年)、高橋優(増田中3年)、齋藤凜(同)、佐藤桃香(同)、齊藤駿太(増田中2年)
【高校生・一般の部】▽優秀賞=佐々木優奈・照井希子・湯野澤鈴(大曲高1年)、石川ゆい(湯沢高1年)▽佳作=高田幸子(横手市)、長野裕樹(秋田商業高3年)、成田真緒・日諸華奈(能代松陽3年)、小嶋真紀子(由利本荘市)、田森希羅(能代松陽3年)
【特別支援教育の部】▽優秀賞=工藤陽理(秋田きらり支援学校小学部6年)▽佳作=保坂柊・高橋陽太・齊藤周(秋田きらり支援学校中学部1、3年)、阿部仁弥(大曲支援学校中学部1年)