新聞きりぬきコンクール、藤井さん(雄物川小)ら最優秀賞

各部門の入賞作を決めた「新聞きりぬきコンクール」の審査

秋田魁新報から気になる記事を切り抜いて作品を作る「第16回新聞きりぬきコンクール」(秋田魁新報社主催)の審査が1日、秋田市の同社で開かれた。最優秀賞には小学校4年生以下の部で藤井優愛さん(雄物川小2年)、同高学年の部で澤井仁さん(朝倉小5年)、中学生の部で佐藤蒼維さん(横手北中2年)、高校生・一般の部で髙田幸子さん(横手市)、特別支援教育の部では遠藤光さん・伊藤心愛さん・福原毅士さん(秋田きらり支援学校中学部1、2年)の作品がそれぞれ選ばれた。学校を挙げて取り組んだ学校賞は、横手市の増田中学校が受賞した。

 小学校4年生以下の部に12点、同高学年の部に5点、中学生の部に101点、高校生・一般の部に14点、特別支援教育の部に3点の計135点の応募があった。今夏のパリ五輪のメダリストや県出身選手の活躍、地震や大雨などの自然災害と防災、秋田の自然や地域活性化など幅広いテーマの作品が集まった。

 審査委員長を務めた藤澤修・県教育次長は「生活の中で疑問を持ち、どうしたら課題が解決できるか追究して作品に仕上げている。友達と協力したり、自分で深掘りしたりしながら一つの作品を作り上げるプロセスがよく伝わってくる」と講評した。

 表彰式は11月16日、秋田市のさきがけホールで開催。会場では24日まで作品を展示する(18日は休館)。各部門の最優秀作品はあす3日付の「さきがけこども新聞」で紹介する。

 最優秀賞以外の入賞者は次の通り。(敬称略)

 【小学校4年生以下の部】▽優秀賞=太田芽羽(秋大付3年)、藤原きずな(十文字4年)▽佳作=武石唯叶(上小阿仁3年)、最上さくら(雄物川2年)、佐藤夏音(稲川4年)、高橋優仁(六郷3年)、高橋優明(同1年)

 【小学校高学年の部】▽優秀賞=佐藤莉緒(朝倉6年)▽佳作=太田舞羽(秋大付5年)、大澤詩織(渟城南6年)、佐藤春陽(雄物川6年)

 【中学生の部】▽優秀賞=佐々木歩花(八郎潟3年)▽佳作=高橋似南(増田2年)、山方栞(同1年)、平良木柚和(同)、柴田萌衣(雄勝2年)、松田穂乃花(増田2年)、

 【高校生・一般の部】▽優秀賞=児玉正(秋田市)、武田妙子(男鹿市)▽佳作=大澤顕子(能代市)、打矢雪月希・湊早紀・森田結子(御所野学院高3年)、工藤誠子(潟上市)、池田未結・伊藤瞳里・加賀谷愛莉・加賀谷奈菜花(御所野学院高3年)、加藤なぎさ・佐々木愛楓(湯沢翔北高雄勝校2年)、長沢柊平・若林夕聖・中村日路・大森翔真(御所野学院高3年)

 【特別支援教育の部】▽優秀賞=畠山朱里(聴覚支援学校高等部専攻科2年)▽佳作=長門里紗(同)

(2024/11/02 秋田魁新報掲載)