新聞きりぬきコンクール、32個人・グループ表彰 24日まで作品展示

入賞者に賞状などが贈られた表彰式

 秋田魁新報から気になる記事を切り抜いてオリジナルの新聞を作る「第16回新聞きりぬきコンクール」(秋田魁新報社主催)の表彰式が16日、秋田市のさきがけホールで行われた。小学校4年生以下と同高学年、中学生、高校生・一般、特別支援教育の5部門で入賞した32の個人・グループ、学校賞の1校を表彰した。

 入賞者ら約60人が出席。秋田魁新報社の阿部弘道読者局長と、共催の新聞インキメーカー・DICグラフィックス(本社・東京)の山田卓己・東北支店東北営業グループマネージャーから賞状と副賞が贈られた。

 式では審査委員長を務めた藤澤修・県教育次長が講評。「自然災害や地域活性化をテーマにするなど、身の回りに目を向けた作品が目立った。独自の着眼点で記事を選び、読み手に伝わるレイアウトの工夫がされ、作品の完成度が高かった」などと話した。

 小学校4年生以下の部で最優秀賞に選ばれた雄物川小2年の藤井優愛(ゆあ)さんは、「今年もまた大雨ひがい」と題した作品を制作。藤井さんは「今年も秋田で大雨被害があったのでテーマに選んだ。大雨の記事が多くて、どれを選ぶか考えるのが大変だった。また来年も頑張りたい」と話した。

 応募点数は計135点。入賞作品は24日まで秋田市のさきがけホールで展示する(18日は休館)。開場は午前10時~午後5時。入場無料。

(2024/11/17 秋田魁新報掲載)