秋田魁新報社の新聞教室が18日、秋田市の明徳小学校で開かれた。1~3年生89人が記事の書き方や写真の撮り方など新聞作りの基本を学んだ。
明徳小は新聞を学習に活用するNIE(教育に新聞を)の実践校。今後児童が取り組む新聞作りなどに役立てようと、3年生は「総合的な学習の時間」、1、2年生は国語の授業の一環で、それぞれ新聞教室を開催した。
同社読者局の担当者が18日付の秋田魁新報の紙面を参考に、新聞記事の特徴や書き方、写真の撮り方などを説明。「記事はいつ、どこで、何が、どうしたのかを最初に書きましょう」「写真は一番見せたいものを画面に大きく入れて撮りましょう」などとアドバイス。児童は元気に「はい」と返事をしてメモを取った。
児童は記事の内容に適した写真を選ぶクイズなどにも挑戦。和気あいあいとした雰囲気で新聞に親しんだ。3年生の有馬一華さんは「新聞についていろいろなことを知った。自分たちの新聞作りに生かしたい」と話した。