日本新聞協会は8日、家族や友人と新聞記事を読み、切り抜きに感想や意見を添えて応募する第16回「いっしょに読もう!新聞コンクール」の審査結果を発表した。本県からは佐々木めいさん(大曲高1年)と原雪乃さん(同)が奨励賞に選ばれた。
佐々木さんと原さんはそれぞれ戦後80年をテーマにした記事を取り上げ、平和な未来のために、戦争体験者の記憶を後世に引き継ぐことの大切さをつづった。大曲高では、1年生のほぼ全員が作品制作に取り組み応募した。
コンクールは小中学生と高校生らが対象。国内外から計6万1428点、県内から188点の応募があった。作品審査では最優秀賞3点、優秀賞30点、奨励賞120点を選出したほか、小中学校・高校など応募のあった計470校の中から優秀学校賞15校、学校奨励賞184校を選んだ。